毎年1月と6月にマサチューセッツ工科大学(MIT)で開催され、『学習する学校』の著者でMIT上級講師ピーター・センゲらのファシリテーションのもと、世界中から教育者が参加する「Compassionate Systems Frameworkワークショップ」のコンテンツを紹介します。
実施日時
2025年9月14日(日)16:00-17:00
プログラム紹介
『学習する学校』や『学習する組織』で知られるMIT上級講師ピーター・センゲは、企業経営の世界で「過去75年間にマネジメント思想に最も大きな影響を与えた1人(ハーバード・ビジネス・レビュー)と評される人物。難解で専門的なものとされていた「システム思考」を、現場で誰もが使える強力なツールへと転換させました。
しかし、現在の彼の活動のフィールドは学校教育です。センゲたちが90年代から普及に取り組み、近年OECD Education 2030プロジェクトでも取り上げられている「システム思考」の教育と、『EQ こころの知能指数』著者のダニエル・ゴールマンたちが進めてきた「SEL(社会性と情動の学び)」の長所を活かし合い、21世紀の社会をつくる「グローバルなマインドを持ち、平和を築く市民」の育成を目指しているのが、この「Compassionate Systems」のムーブメントです。
「システム思考」と聞くと、むずかしそうな印象をお持ちになるかもしれませんが、実際に手や体を動かしながら、日本の教育でもこんなことできるかな?と、いろいろな可能性を一緒に考えましょう!
登壇者
- 田中理紗 先生(かえつ有明中・高等学校)
- デイビッド・セコム先生(横浜インターナショナルスクール Elementary Principal)
- タリーン・ベルギウス先生(横浜インターナショナルスクール 教員)
参加者へのメッセージ
毎年1月と6月にマサチューセッツ工科大学(MIT)で開催され、『学習する学校』の著者でMIT上級講師ピーター・センゲらのファシリテーションのもと、世界中から教育者が参加する「Compassionate Systems Frameworkワークショップ」のコンテンツを紹介します。皆さんと一緒に体験しながら学ぶ機会になればと願っています。来年の3月に初めて、日本でもこのワークショップが開催されるので、そのご紹介も予定しております。