映像制作で育む自己表現力と自己肯定感〜不登校や発達障がいを抱えた子どもたち~

映画監督・山﨑達璽が提唱する映像制作を活用した授業メソッドのフリースクールでの実践事例を紹介します。不登校や発達障がいなど生きづらさを抱える子どもたちが、動画・映像制作を活用した授業を通して、どのように変化をしていったのか? 自己表現力や自己肯定感を高めるためにできることとは? 2021年開校以来3年間学びを積み重ねてきたからこそ見えてきた子どもたちの成長の軌跡を、現場の支援員とともに紐解きます。

実施日時

2024年9月15日(日) 10:30 – 11:40

プログラム紹介

本プログラムでは、長野県のフリースクール・OZ Fieldで取り組んだ、動画・映像制作を活用した授業実践を紹介。OZ Fieldでは、保護者に日々の活動の様子を伝えるため子どもたち自ら映像にまとめた『じぶん通知表』、季節の変化を非言語で表した『二十四節気七十二候』など、年間を通じて映像制作の活動に取り組んでいます。これまでに、撮影・編集の技術など目に見える力に加え、自己表現力や自己肯定感など目に見えない力の高まりがみられました。開校以来3年間学びを積み重ねてきたからこそ見えてきた子どもたちの成長の軌跡を支援員とともに紐解いていきます。関係各所のご理解の元、特別に実際の子どもたちの映像作品も公開します。
「全ての子どもたちに未来を生き抜くチカラを」これが映像制作を活用した授業メソッドが目指していることです。学校現場では、不登校や発達障がいなど生きづらさを抱える子どもへの対応が喫緊の課題となっています。言葉で表現できない子どもたちにとって、言語表現だけではない映像表現には大きな価値があるでしょう。不安を抱える子どもや保護者の方へのアプローチのヒントを見つけてください。

登壇者

  • 山﨑達璽 様(映画監督/フリースクール・OZ Field 非常勤講師)
  • 森田茜 様(フリースクール・OZ Field 支援員)

参加者へのメッセージ

子どもたちに、映像制作は難しいかも……
ICT機器は苦手だし、準備が大変そう……
と思っていませんか?
実はコツさえつかめば、子どもも大人も簡単にできるんです!
使用機器、編集アプリ撮影データの保存の仕方など、3年間やってきた取組のポイントを余すところなくお伝えします!