「スクールドッグ(学校犬)」が繋ぐ、未来の学校づくり〜SEL教育や非認知スキルの獲得に果たす役割〜

「動物介在教育(AAE)」が果たす様々な教育的な役割を紹介しつつ、現在スクールドッグ(学校犬)を導入している「あすなろ高等専修学校クラーク記念国際高等学校鳥取キャンパス」の青山太郎学校長から学校での実践などを紹介してもらいます。また、動物介在教育やスクールドッグについての質疑応答も行います。

実施日時

2024年9月15日(日) 12:50 – 13:50

プログラム紹介

動物介在教育とは、欧米などを中心に広まりつつある新たな教育手法のことです。お隣の台湾では、300校もの小中学校でスクールドッグが導入されています。
一般社団法人日本スクールドッグ協会では、子どもたちの学びの場に、スクールドッグと呼ばれる犬を介在させる教育事業の普及・啓発活動を行っております。
画一的な教育体制に馴染めなかったり、学校や家庭に居場所がなかったり、いじめ等を打ち明けられないなどの理由から、不登校の増加・10代における自殺者の増加・自己肯定感の低下などが深刻な社会問題となっています。動物介在教育はこれら多くの子どもたちの居場所づくりに役立つと私たちは考えております。
また、同時にこれらの取り組みは居場所づくりだけにとどまらず、子どもたちのSEL(Social Emotional Learning)教育になり、非認知スキルの獲得にも効果があることが実証されています。これらは児童生徒のやる気や忍耐力、創造性や協調性といった学習のベースにもなる資質であると考えています。

登壇者

  • 青木 潤一 様(一般社団法人日本スクールドッグ協会代表理事)
  • 青山太郎 様(あすなろ高等専修学校 クラーク記念国際高等学校 鳥取キャンパス学校長)

参加者へのメッセージ

「子どもたちが楽しいと思える学校づくり」、「児童生徒が自主的に運営するシステムづくり」、「ワクワクする子ども主体の学び」など新たなチャレンジを模索している方はぜひご参加いただき、一緒に動物介在教育の魅力や活用について考えてみませんか。