小学校共育~先生と児童が分業する学習ソフトウェア開発~

 コロナの懸念から緊急措置時の家庭学習用にインターネット上の学習コンテンツの整備が急務になっている。そこで、小学校教師と児童が役割を分担して、遊びながら学べる学習ゲームのWebコンテンツ(HTML5)を協同開発している。教師と児童が共に学び合い、教科の内容やソフト開発への理解を深めていきながら、完成後ネット公開して誰もが活用できるように準備を進めている。

実施時間 & 参加パスコード

8/21(土) 16:00 – 17:00

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プログラム紹介

 臨時休校など緊急措置時の家庭学習用に、インターネット上で遊びながら学習できるWebコンテンツを作成している。ゲームのアイデアは児童の方が詳しいので、教師と児童が役割を分担して協同で開発に取り組んでいる。ゲームの種類は、クイズ、すごろく、RPG、シューティングなど。教師がメインプログラムを作り、児童がデータ原稿、シナリオ原稿、グラフィック、イベント作成などの案を練っている。

 繰り返し遊ぶことによって学習内容が定着できるゲームコンテンツの作成と公開を目的にしているが、作成に取り組む児童も教師も、分散開発の良さやプログラミング的思考力について楽しみながら共に学んでいる。

 今回のセッション発表では、作成過程や作った学習ゲームの内容について紹介していきたい。今後、ネットを通じた仲間が集い、各々の得意分野を生かした学習ゲームを協同で作ることができればさらに夢が広がっていく。

参加者へのメッセージ

小学生向けの学習ソフトウェア作りに興味のある方、ぜひともいっしょに取り組んでみませんか。

登壇者

松山市立湯築小学校 小早川 誠二 様

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