「GIGAスクール」のネクスト・ステップへ ~アンケートフォームとBIツールを活用した「教育データの蓄積・分析・活用」実践報告~

 1人1台端末の有効活用という段階からステップ・アップし、子どもたちの学習をデジタルで収集・蓄積し、分析・活用することを目指し、アンケートフォーム・BIツールを組み合わせた実践を行っています。アンケートフォームやBIツールによるデータ分析の実践内容に加え、草津市で積み重ねている1人1台端末を文房具として活用する「New草津型アクティブ・ラーニング」の考え方について、講演形式でお伝えします。

実施日時

2022年8月7日(日) 10:00 – 11:00

プログラム紹介

 「GIGAスクール構想」の趣旨を踏まえた取組が各地で本格化している中、1人1台端末の有効活用という段階からステップ・アップし、子どもたちの学習を【どのようにデジタルで蓄積していくか】【蓄積されたデータをどのように活用していくか】にフォーカスした実践を創造することが求められている。そのような現状を踏まえ、学習内容のデジタルでの収集・蓄積、蓄積されたデータの分析・活用という2つを重点とし、アンケートフォーム・クラウド・BIツールを組み合わせた実践を行っている。
 アンケートフォームは、毎時間行う「学習の振り返り」の一部として活用している。主体的・対話的で深い学びの度合いを自己評価してアンケートフォームで提出させ、デジタルデータとして収集・蓄積する。同じくアンケートフォームを活用したミニテストも実施し、学習の到達度という客観的なデータも収取・蓄積する。クラウドは、毎時間の学習成果物の保存場所として活用している。ノート等アナログの成果物も写真撮影して保存することで、後の学習で子ども自身がいつでも活用できる環境を実現する。BIツールは、蓄積したデータの可視化と分析に活用している。BIツールを活用することで、教科・1人ひとりの子ども・ICTの活用方法等の単位での分析が容易となり、次時の学習や子どもへのフィードバックを迅速に行うことができる。
 学習者用デジタル教科書が配備されている算数をメインの教科としながら、社会と理科でも同様の収集・蓄積・分析・活用を行っている。
 教育委員会事務局で「GIGAスクール構想」に向けた環境整備と活用促進を担当した指導主事が、学校現場に戻り、ICT環境をフル活用して【学習内容のデジタルでの収集・蓄積、蓄積されたデータの分析・活用】に取り組んでいる実践を紹介する。

登壇者

  • 西村陽介 先生(草津市立志津小学校教諭)

参加者へのメッセージ

 1人1台端末の活用方法を、「授業の1場面での有効活用」からステップアップさせ、教育データを活用して1つの授業や単元全体の質の向上を目指す試行的な実践を報告ます。「GIGAスクール」のネクスト・ステップへ向けて、より良い実践を創造するため、参加者の皆さんと情報を共有することで高めていけたらと思います。