AIは人類をWell-Beingへ導くのか?

AIが発達し2050年には人間の能力を超えシンギュラリティが到来すると、レイ・カーツワイル(Ray Kurzweil)は、指摘している。実際多くの仕事はAIやロボットに置き換わりつつある。AIが発達することは、人々へWell-Beingをもたらすかどうか、参加者の皆さんと考える点が特徴である。

実施日時

2024年9月14日(土) 15:50 ー 17:00

プログラム紹介

近年、AI(人工知能)の発展は目覚ましく、さまざまな分野での応用が進んでいます。本講義では、AIが人類のWell-Being(幸福)にどのように貢献できるのかを探ります。まず、AIの基本概念とその進化を簡単に振り返り、現代社会におけるAIの役割と影響を概観します。続いて、医療、教育、福祉など、具体的な分野におけるAIの応用事例を紹介し、それが人々の生活の質向上にどのように寄与しているかを考察します。また、AIによる新しい仕事の創出や労働環境の改善についても触れ、経済的なWell-Beingへの影響を検討します。

一方で、AI技術の進展に伴う倫理的課題やプライバシー問題、デジタルデバイドなどの負の側面も無視できません。これらのリスクをどう管理し、AIをより良い社会の構築に役立てるためにはどのような方策が必要かについても議論します。さらに、AIと人間が共存し、互いに補完し合う未来像を描きながら、テクノロジーの進歩が真のWell-Beingにどのように寄与できるかを探る道筋を示します。

登壇者

  • 加納寛子 様(山形大学 学術研究院 准教授)

参加者へのメッセージ

AIと共存する幸せな未来像を、皆さんと一緒に考えたいと思います。