楽しく学ぶ情報教育のススメ

大学では「数理・データサイエンス・AI教育」の実施が求められている。数字の羅列としてデータを見るのではなく、その背景、環境に思いを致しながらデータを扱い、皆が共感できる未来を考える素養を育むことこそが、文系理系に関わりなく必要ではないか。自分でデータを集め、考え、あれこれやってみることの楽しさ、論理だての道具としてのデータの大切さに気付く授業についてお伝えしたい。


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実施日時

2024年9月14日(土) 14:20-15:20

プログラム紹介

ビックデータの活用が叫ばれ、どんな分野でもAI・データサイエンスの知識が必要になっている。社会では、数式や統計、プログラミングを学んだエンジニアだけではデータサイエンスをビジネスに活かすことはできない。あるべき姿を考え、現状の課題解決に向けたストーリー作り、データに基づく判断、そしてビジネスにつなげる論理的思考力、情報処理能力が重要となる。生徒・学生の好奇心をくすぐる、より自発的で効果的な情報教育のあり方について、共に考えたい。

登壇者

  • 小野陽子 先生(大妻女子大学データサイエンス学部設置準備室 教授、 WiDS TOKYO@YCUアンバサダー)

参加者へのメッセージ

情報教育では、「教えられて学ぶだけではなく、自分で考え、楽しくあれこれやってみること」が重要です。是非、中等高等学校の皆さんと実践してまいりましょう。