生徒が主体となって創る学校行事~スクールフェスティバルからサンフェス☀へ~

生徒たちが本来持っている「主体性」を引き出すために、学校行事の在り方を生徒たち自身が最上位の目標から見直し、生徒たちの手でつくり上げてきた本校の文化祭「サンフェス☀」について考えることを一つのきっかけにして、生徒が主役の学校の在り方を模索していきたい。

実施日時

2024年9月14日(土)12:50-13:50

プログラム紹介

学校行事の目標は、「望ましい人間関係を形成し、集団への所属感や連帯感を深め、公共の精神を養い、協力してよりよい学校生活を築こうとする自主的、実践的な態度を育てる」ことであると学習指導要領に規定されている。しかし形骸化し、その目的が見失われて前例通りになっている学校行事があるのも事実であり、その前例主義が生徒の主体性や当事者意識を失わせている側面もあるのではないかと考える。
今回のプログラムでは、本校の「サンフェス☀」(いわゆる文化祭)について発表させていただきたい。この「サンフェス☀」は、昨年度、生徒自身で行事を行う目的から見直し、最上位の目標の設定から、その企画・運営全てを生徒自身が行って成功に導いた学校行事であり、今年度はさらに昨年度からのステップアップを目指して、生徒自身が地域公開も含め二日間に分けて行っていく等といった新たな展開を企画している。本発表の内容を通して、生徒が主役の学校行事の在り方、そして生徒が主役になり、その主体性や当事者意識を涵養するための学校教育活動・教育実践のために必要な要件について、参加者の方と考えていく機会とさせていただきたい。

登壇者

  • 寺師悠一 様(寝屋川市立第三中学校 教諭)

参加者へのメッセージ

生徒たちが自分たちの手で自分の人生の舵取りをしていく、そのために学校教育の中でできること・やるべきことは何なのか…?
本校で行った学校行事「サンフェス☀」についての発表を通して、これから求められる新しい学校像やその中での教師の役割について、参加者の皆さんとともに考えていきたい、と思っております。
たくさんのご参加をお待ちしております。