ともに学び、生きる共生社会に向けて、教育の可能性や実践のアイデアを探ります。様々な校種で巡回心理相談に関わられている綿貫愛子さん、通級指導や高校支援のスーパーバイザーをされている堀切美和さん、大学教員として教職課程を担当されている原田晋吾さんと共に、ハッシュタグで問いを立て、参加される方にもリアルタイムで投稿をしていただきながら、新たな視点や具体的なアイデアを掘り下げていきます(海老沢穣)。
実施日時
2025年9月15日(月・祝) 12:30 ー 13:30
プログラム紹介
第4期教育振興基本計画には、「子供が抱える困難が多様化・複雑化する中で、 個別最適・協働的学びの一体的充実やインクルーシブ教育システムの推進による多様な教育ニーズへの対応」「支援を必要とする子供の長所・強みに着目する視点の重視」が示されています。共生社会の実現に向けた教育を推進するには、具体的にどのような視点やアプローチが必要になるでしょうか。
昨年に引き続き、本プログラムでは特別支援教育の現場で支援や助言に取り組まれている専門家の方々をお招きし、「ともに学び、生きる」共生社会に向けて考えていきます。本プログラムでは、参加される皆さんの問いや気づきを中心として、共に新たな視点を発見しながら議論を深めていきたいと考えております。
登壇者
海老沢 穣 様(一般社団法人SOZO.Perspective代表理事)
綿貫 愛子 様(特定非営利活動法人東京都自閉症協会役員)
堀切 美和 様(東京都立中野特別支援学校 CSV(センター的機能スーパーバイザー)都立中高一貫教育
校通級指導教員)
原田 晋吾 様(東京家政学院大学現代生活学部児童学科助教)
参加者へのメッセージ
障がいのある子どもたちは別の場で特別な支援を受けて学ぶことが最もよいのでしょうか。特別な場で個別の支援を受ける環境と多様な子どもたちが学ぶ環境のそれぞれの可能性はどんなところでしょうか。「多様な個性や特性を有する子供たちを包摂する柔軟な教育課程」を考えるには、どのような視点やアイデアが大切になるでしょうか。インタラクティブなワークを交えながら、参加されるみなさんの問いも可視化して共有し、具体的なアクションにつながるヒントが得られる場にしたいと思っております。