このプログラムは、幼児期に育まれる「おもしろがる力」を土台に、学校教育との連続性を設計した探究的な学びの架け橋です。イエナプランの異年齢交流、感情・人間関係に焦点を当てた人間キャリア科、地域との共感的連携を通じて、子ども自身が自分らしさを探究し、学びを自己実現へとつなげるウェルビーイング教育を目指します。
実施日時
2025年9月14日(日) 12:30 ー 13:30
プログラム紹介
子どもたちが「なんだこれ!」「やってみたい!」と感じる瞬間─そこにこそ、本質的な学びの入り口があります。幼児期は、遊びや体験を通して「おもしろがる力」が自然と育つ時期。この原点に立ち返り、私たちは子どもが「知らないことを楽しみ」「人と関わることをおもしろがる」教育環境を創出しています。イエナプランの異年齢学級、多様な他者との対話や自己選択を通じて、自分らしい探究心を伸ばします。幼保こ小連携を想定した「架け橋プログラム」によって、遊びのなかの驚きが、探究的な学びへと連続するよう設計。「人間キャリア科」では、安全安心な環境の中で感情や人間関係を題材に“自分自身をおもしろがる”力を育てます。保護者や地域との連携による共感的な関係性にふれ、人とつながる中で「おもしろがる」ことを原動力に学びが深まる─まさにウェルビーイング(自己肯定感や自己実現、人とのつながり、利他性、社会貢献意識、安全・安心な学習環境)な教育が、子どもたち自身を、そして社会を変えていくと私たちは信じて学びの多様化学校を運営しています。
登壇者
加茂 光孝先生(学校法人ろりぽっぷ学園学園長)
八巻 寛治先生(学校法人ろりぽっぷ学園スーパーバイザー(カウンセラー、開校準備室長))
高椅 元気先生(学校法人ろりぽっぷ小学校校長)
参加者へのメッセージ
子どもが「なんだこれ!」と心を動かす瞬間には、学びの芽が宿っています。今回のプログラムでは、幼児教育の原点である“おもしろがる力”を土台に、探究心・自己表現・人との関わりを育む学校教育への橋渡しを目指します。異年齢の対話や感情の理解、多様な選択と連携を通じて、子ども自身が自分らしく学びを深める──そんなウェルビーイングな教育の実践を紹介します。