【特別プログラム】豊かな学びを実現するには-探究学習の理論と実践-

現在は「不確実な時代」と言われ、自ら考え主体的に人生や社会を形成していくことの重要性が高まっています。「学び」が今までより重要な役割を担う社会へと移行していきます。つまり、「学び」が人生の中心となる生涯学び続ける社会が到来するのです。この点で、私たちは新しい社会を生きることになります。「豊かな学び」を得ることは、「豊かな人生」・「豊かな社会」につながると言えるでしょう。「探究」しながら自らの人生や社会をより良いものへと昇華していく過程や方法を学ぶことは「探究学習」の意義の一つだと考えられます。
8月2日の「未来の先生フォーラム2023オンライン」にて田村学先生と田中茂範先生によるご講演が行われました。ご講演内容を踏まえて「令和の日本型学校教育」や「Learning Compass」など、様々な観点を踏まえて「豊かな学び」の実現について深めていきます。

本プログラムはオンラインでも同時配信を実施し、未来の先生フォーラムMEMBERSにて見逃し配信が行われます。

実施日時

2023年8月20日(日) 14:20 – 15:20

出演者

田村学 先生(國學院大學人間開発学部初等教育学科教授、文部科学省視学委員)

田中茂範 先生(慶應義塾大学名誉教授、PEN言語教育サービス代表)

出演者プロフィール

・田村学 先生(國學院大學人間開発学部初等教育学科教授、文部科学省視学委員)
 新潟県公立学校教諭、上越教育大学附属小学校教官、柏崎市教育委員会指導主事、国立教育政策研究所教育課程研究センター教育課程調査官、文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官、文部科学省初等中等教育局視学官、平成29年より現職。日本生活科・総合的学習教育学会副会長、中央教育審議会架け橋特別部会臨時委員、産業構造審議会臨時委員など。主な編著書「思考ツールの授業」(小学館)、「授業を磨く」(東洋館)、「生活・総合アクティブ・ラーニング」(東洋館)、「深い学び」(東洋館)、「学習評価」(東洋館)、探究モードへの挑戦(人言洞)など。

・田中茂範 先生(慶應義塾大学名誉教授、PEN言語教育サービス代表)
コロンビア大学大学院で勉強し、教育学博士号を取得した。図書館には、John Deweyの40冊を超える書籍と200本に近い論文がアーカイブに残されていた。探究学習やアクティブラーニングの祖とされるDeweyの考え方をそれなりに学び、約35年間大学でいろいろな授業を担当したが、主たる関心は「探究学習」あるいは「プロジェクト学習」であった。大学でも約30年間の間、プロジェクト学習(project-based learning)を実践し、独自の方法論を編み出している。現在は、いくつかの高校でSDGsを主題にしたプロジェクト学習の推進を行っている。

プログラム参加用URL

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