記憶定着は数学においても有効か~AI時代の人間の役割~

MonoxerはAIを活用したアダプティブラーニングにより、知識習得や記憶定着を可能とする「解いて憶える記憶アプリ」です。個人の記憶状況から得意・苦手を把握し、憶えるために最適な問題を自動生成します。Monoxerはこれまでの一斉授業では限界があった、生徒様一人一人に合わせた学習体験を実現します。

実施日時

2023年8月19日(土) 14:20 – 15:20

プログラム紹介

AIがますます普及する現代社会において、ChatGPTのような機械学習技術の台頭により、今の生徒たちに求められるスキルも今後変化し、より数理的思考の重要性が高まることが予想されます。一方で「数学嫌い」という言葉に象徴されるように数学を苦手とする生徒が一定数存在することも確かな事実です。

一般的に学習における定着は、漢字や英単語のような暗記が点数に直結する領域が想起されやすい傾向にあります。しかし実際には数学領域においても、記憶定着が大きく関わっています。 九九など単純な計算はもちろん、数学の高度な問題についても定理や類似問題に関する知識があることによって問題解決できる幅が拡がります。

弊社では、数学の考え方を生徒が身に着けるためには以下3つの要素が必要だと考えています。
1つ目が、問題文を読んで何をすべきかが適切に選べること
2つ目が、公式や定理といった数学テクニックを正しく記憶できていること
3つ目が、その数学テクニックを適切に運用できること
Monoxerはこれらの要素を生徒様に効率的に定着させ、これまでのICTツールと異なる形で先生・生徒をサポートいたします。

AI時代の数学教育においては、ICTツール・人間それぞれの強みを生かした授業の実践が求められます。
本セミナーではMonoxerのご紹介に加え、「数学と記憶定着について」「数学におけるICT活用例」「AI時代の人間の役割」という3つの観点で「ICTを用いた効果的な数学授業」についてお話をさせていただきます。

登壇者

竹内 孝太朗様(モノグサ株式会社 代表取締役CEO)

参加者へのメッセージ

従来型の一斉授業における学習指導の課題の多くがICTツールを活用した学びの個別最適化で解消できるものです。ICTツールを用い、個人の学習活動を適切に見取り、定着の可視化、個々の状況に合った学習機会を提供することで「誰も取り残さない数学授業」を効率的に実現可能です。