「不親切」な授業のススメ~かわいい子には旅をさせよ~

 公立中学校で実践した「不親切」な授業を題材に、児童・生徒が学習課題へ向かう姿を登壇者3名と参加者の視点で議論する。

 「不親切」な授業とは、「わかる」授業を学習者の視点で捉え直したものである。児童・生徒が自律して学びに向かう授業のあり方や教師の役割を参加者の皆様とともに考え、学習者起点の学びを具体化させる。

実施日時

2023年8月19日(土) 12:50 – 14:00

プログラム紹介

 これまで「わかる」授業に取り組んできた。児童・生徒が学習課題の解決へ向かう険しい道のりに、教師は灯りを照らす。 板書を構造化し、スモールステップを踏めるワークシートを準備するなど、きめ細やかな支援という灯りで、児童・生徒の「わかった」を導くのである。

 児童・生徒が社会人となり、社会課題の解決に向かうとき、誰がその灯りを照らすのだろうか。自ら考え、仲間と対話し、試行錯誤しながら解決の道を作り出さなければならない。学校教育の授業で、その解決の道を作り出す力を育む必要がある。

 「不親切」な授業とは、「わかる」授業を学習者の視点で捉え直したものである。生徒の自律的な学びを育み、GIGA端末を活用する協働的な学びである。

 昨年度の実践に、本年度の実践事例を加えた「不親切」な授業を題材に、参加者の皆様と令和の教育の姿を議論する。

 昨年度の実践概要
 https://note.com/nogulabo/n/n42dcd9034343#865ee233-8e5a-4b18-a1d2-cd9cd2aaea43

登壇者

  • 野口 雄毅 様(千葉県公立中学校教諭)
  • 應田 博司 様(ICT CONNECT21 GIGAスクール構想推進委員会 交流会サブ部会長 富士通Japan株式会社)
  • 佐野 悠介 様(コスモピア株式会社)

参加者へのメッセージ

 本プログラムを通して、学習者起点の学びを共に考え、参加者間のコミュニティづくりの機会にし、皆様にとって有意義な時間にしたいと考えております。ご参加お待ちしてしております。