学年主任や生徒指導主任を務めてきた現場教員の立場と、脳神経科学やマインドフルネス(他にもコーチングやポジティブ心理学など)を学んできた立場両方からの視点で、学校のウェルビーイングについて一緒に考え合える時間にしたいと考えています。
実施日時
2023年8月19日(土)14:20-15:20
プログラム紹介
教育現場でも最近聞かれるようになった「ウェルビーイング」。「小中学生の不登校数が過去最多」「心の病で休職した教員が過去最多」など、少し不安を感じてしまうニュースが多い実情があります。また、子どもの自己肯定感の低さや多忙による教員の過度なストレスなど、教育現場が抱える課題は少なくありません。「子どもにとっても大人にとっても、学校がウェルビーイングの高まる場所であって欲しい」という願いは、多くの人に共通のものだと思います。
生徒、教員、保護者それぞれのウェルビーイングを考えた時、脳神経科学の視点やマインドフルネスはとても重要なカギとなります。生徒指導・生徒支援をはじめ、教員や保護者にも有益な脳神経科学やマインドフルネスを取り入れた実践やこれからの可能性について、脳神経科学やマインドフルネスに関する認定資格を持つ現職教員の立場からお話をさせていただきます。
登壇者
加藤智博 様(立命館守山中学校高等学校教諭/一般社団法人マインドフルネス瞑想協会認定インストラクター)
参加者へのメッセージ
「学校が、子どもにとっても大人にとってもウェルビーイングが高まる場所であってほしい」という願いは、多くの人に共通のものだと思っています。そのために、これまで教育現場で行われていた教育活動や実践を、検証・アップデートしていく必要があると思っています。ウェルビーイングな学校を目指し、思いを共にする人たち同士でつながり合い、前に進めていけたら嬉しいです。