部活動改革最前線 ~地域移行から地域展開へ 今、学校は何をすべきなのか~

スポーツ庁「地域スポーツ・文化芸術創造と部活動改革に関する実行会議」最終とりまとめが公表され、部活動改革は学校を含めた地域全体で支えるという理念を反映して「地域移行」から「地域展開」に大きく変わることになった。課題山積の中、平日を含めた完全移行を実現した学校など、改革最前線の事例を取り上げて、現場では何が起こっているのか、そして学校は今後何をすべきなのかを考える。

実施日時

2025年9月15日(日) 14:30 ー 15:30

プログラム紹介

部活動改革は急激な少子化が進む中において、将来にわたって生徒が継続的にスポーツ・文化芸術活動に親しむ機会を確保するためには避けて通れない道である。同時に中学校においては学校の働き方改革の本丸でもある。

2023年に始まった部活動地域移行の取組は、今年で3年間に渡る改革推進期間の最終年度を迎えた。この間に部活動改革に取り組む自治体が確実に増加してきた一方で、なかなか思うように改革が進まない自治体も少なくない。スポーツ庁の調査によれば2025年度までに地域連携または地域移行を予定はしているのは全体(23,308部活動)の約54%にとどまる。

そうした中、今年5月16日に「地域スポーツ・文化芸術創造と部活動改革に関する実行会議」が最終とりまとめを公表した。学校単位で部活動として行われてきたスポーツ・文化芸術活動を、学校を含めた地域全体で関係者が連携して支えるという理念を反映して「地域移行」という名称が「地域展開」に変わる。

実行会議では何が話し合われたのか、そして、部活動改革最前線の事例を取り上げて現場では何が起こっているのか、今後学校は何をすべきなのかを考える。

登壇者

八重樫 通先生(茨城県部活動地域移行総括コーディネーター)

参加者へのメッセージ

「地域展開」に変わる部活動改革、学校はどうすべきなのか。一緒に考えて見ませんか。