小学校におけるこれからの授業づくりを考える~幼児教育とイエナプランを基にした個別最適の一考察~

幼児教育とイエナプランのコンセプトを取り入れた、新しい学びの形が、学びの多様化学校に通う児童にとって、どのような変化をもたらしているのか、事例をもとに皆さんと考える機会にしていきたいと思います。30万人にも迫る不登校児童生徒だけではなく、全ての児童生徒に個別最適な学びを提供するための方法を模索していきます。

実施日時

2024年9月15日(日) 15:50 – 17:00

プログラム紹介

現代の教育環境は、個々の児童の多様なニーズに対応することが求められています。その中で、幼児教育とイエナプランという二つの教育モデルが、個別最適化の視点から注目されています。本学園では、学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)において、この二つの教育アプローチを基に、小学校における新たな授業づくりについて取り組んでいます。
幼児教育は、子どもたちの発達段階に応じた柔軟なカリキュラムと、遊びを通じた学びの重要性を強調しています。イエナプランは、児童の自主性と協働を重視したカリキュラムを特徴としています。これらの教育モデルは、個々の児童の発達を促進するための有効な手段となり得ます。
幼児教育のアプローチを取り入れた「探究学習」、イエナプランの「サークル対話」や「ファミリーグループ」で児童の自主性やコミュニケーション能力を育む授業づくりを「ろりぽっぷプラン」と名付け、その教育方法について紹介します。これらの教育モデルがどのように小学校教育に応用できるかについて提案します。

登壇者

  • 髙橋元気 様(学校法人ろりぽっぷ学園 ろりぽっぷ小学校校長)
  • 加茂光孝 様(学校法人ろりぽっぷ学園 学園長兼認定ろりぽっぷこども園園長)
  • 八巻寛治 様(学校法人ろりぽっぷ学園 スーパーバイザー)

参加者へのメッセージ

宮城県仙台市の学びの多様化学校の取り組みから、皆さまと誰一人取り残さない教育を考える機会にしていきたいと考えております。当日は皆さまとの対話の時間も作れたらと考えております。一緒に未来の教育を考えていきましょう!