生徒が「よりよい人生を送る」ための取組:オーストラリアの公立高校視察から得られた示唆

今後、国内外でこれまで以上に社会や生活が大きく変わると予想されています。そのような時代の中で、生徒が変化を前向きに受け止め、将来にわたって「よりよい人生を送る」ための手立てを主体的に考える力を育む場として、学校がこれまで以上に大きな役割を果たすのではないでしょうか。そのような学校のあり方を考える際、本講演が、ほんの少しでも参考になれば幸いです。

実施日時

2024年9月14日(土) 15:50 ー 17:00

プログラム紹介

 昨年、公立高校における ICT利活用、多文化教育、ならびにインクルーシブ教育に関する知見を得ることを目的として、10日間でオーストラリアの州立高校5校を視察し、取組の実態を調査しました。
 学校長・教職員との情報交換や授業参加・見学を行う中で、それら3点に関する知見を深めることができただけでなく、いずれの学校も、生徒の現在や将来のウェルビーイングの観点を意識して指導がなされていることを知り、非常に新鮮でした。本講演では、視察した高校5校が独自に行っていた「生徒がよりよい人生を送る」ことを目的とした具体の取組や、取組に見られる共通点などについて、お伝えします。(内容は一部変更になる可能性があります。また、本内容は個人の見解に基づくものです。)

登壇者

  • 酒井英之 様(神奈川県教育委員会 総務室 県立高校改革G)

参加者へのメッセージ

数年間の高校教員や行政職の勤務経験を踏まえ、本視察での気づき、学び、ならびに得られた示唆をお伝えさせていただきたいと思っています。現場の教職員の方や、海外の公立校の取組や生徒のウェルビーイングにご興味がある方を始め、学校教育に携わっていらっしゃる方々等、ぜひご覧下さい。