生徒の情報収集を強力にサポートするWebサービス「RefNavi(レフナビ)」を体験するワークショップです。情報を集めたくなる、自分の調べ方に気づく、集めた情報を友だちと共有したくなる。そんな学習環境を体験しながら、AI時代の探究学習について考えます。
実施日時
2025年9月14日(日) 16:00 ー 17:00
プログラム紹介
探究における情報収集は、図書、論文、ウェブサイトなど多様なメディアから多角的に情報を集めることが大切です。しかしながら、ウェブに偏ったり、AIによる検索結果を鵜呑みにしてしまうことがあります。
私たちが開発している情報収集の蓄積・可視化・共有サービス「RefNavi(レフナビ)」は、生徒の情報収集・整理の効率化と、教員・司書による状況把握を支援します。論文やプレゼンに使う参考文献リストの管理・出力が簡単・確実になると、生徒は集める情報の範囲や質の吟味に集中できます。
ワークショップでは、実際にRefNaviを使った情報収集・可視化体験や、学校の教員・司書による実践報告を通して、AIによる検索と情報リソースのハブとしての学校図書館が、探究の質をどう高めるのか議論します。
なお、本プロジェクトは内閣府SIP「ポストコロナ時代の学び方・働き方を実現するプラットフォームの構築」の一環として開発・検証しています。
登壇者
稲垣忠 先生(東北学院大学文学部教授・学長特別補佐)
庭井史絵 先生(青山学院大学教育人間科学部准教授)
宗愛子 先生(富士見中学校高等学校司書教諭)
三浦佳奈 先生(富士見中学校高等学校教諭)
MAAS ALEXANDER様(東北学院大学教育総合研究所)
参加者へのメッセージ
生成AIが普及してきたことで、生徒たちの探究学習は根本から変わり始めています。活用できるところは活用しつつ、AI任せにしない自分で情報を集め、判断する力をどう育てていくのか、新しいツール(Google/Microsoftアカウントがあれば無償で使えます!)を体験しながら、いっしょに考えてみましょう。