一人一台端末導入による”未来型数学授業”

一人一台端末が導入されたことによって、授業は変化を遂げつつあると思います。そんな中で、変化をする必要があることと、今後も継続して大切にしていきたいことがあると思います。そこで、未来型数学授業について話題提供とディスカッションをしたいと思います。また、教科の垣根を越えて未来の授業について語り合いたいと思っていますので、数学科以外の先生方の参加も歓迎します。

実施日時

2024年9月15日(日) 14:20 ー 15:20

プログラム紹介

主に、次の2点について話題提供とディスカッションをしたいと思っています。1点目の内容は数学科に寄っていますが、2点目はすべての教科で利用できる内容だと思います。
<1点目>
私が2016年から数学科の授業で実施している反転授業の経験をもとに、デジタル教材(動画)と対面授業をミックスした未来型数学授業について、実践報告をさせていただきます。また、本実践のために新たにウェブサイト(「いちたすいち」https://salonde1tasu1.com)を製作し、活用したことで、生徒の学び方が変化したことと、他の教員への普及効果がみられたことも報告します。なお、実践報告を通して、「個別最適な学びと、協働的な学びの実現」を達成するために数学科としてどのような取り組みができるか話題提供をします。
<2点目>
生徒が授業を通して学んだことを「動画」にまとめて提出することについて報告するとともに、生徒に動画を作成させたり、共有させたりする方法について話題提供をします。また、観点別学習状況の評価(主体的に学ぶ態度)の評価のために、生徒に「動画」を作成させたことについて、その検証結果についても報告します。

登壇者

  • 宮田隆徳 様(名城大学附属高等学校 数学科教諭(教務副部長・探究型学習推進委員))

参加者へのメッセージ

当日は、未来の授業について、参加者の皆さんと”楽しく”語り合うことができたらと思っています。校種・教科の垣根を越えて未来の授業について一緒に語り合いませんか。