概念的理解を軸とした、「IB教育」と「国語教育」の可能性と課題

IB(国際バカロレア)の教育内容と文科省カリキュラムの架け橋になるような授業・年間カリキュラムについて一緒に考えられたらと思っています。

実施日時

2023年8月20日(日) 12:50 – 14:00

プログラム紹介

国際バカロレアが提唱している「概念理解」は、日本の教育においても次期学習指導要領に組み込まれるであろうほど重要な示唆を与えるものと思われます。こと読解に重きが置かれてきた国語教育においても、その学び方や授業構築においてパラダイムシフトが求められています。本報告では、本校で実施しているIBコースでの実践と、前任校において文科カリキュラムの中で行ってきた実践を比較しながら分析・検討します。

●登壇者プロフィール
野上耀介(国語科教諭)
2018年度~佼成学園中学高等学校(東京都)
・グローバルコース国語科担当
2023年度~英数学館中学高等学校(広島県)
・IBDP担当

登壇者

  • 野上 耀介 様(英数学館中学高等学校国語科教諭)

参加者へのメッセージ

「概念的理解」「パフォーマンス課題」といった言葉が教育界を席巻するようになりました。これまで日本のカリキュラムを学び、そして教えてきた我々には少し乗り越えるべきハードルが高いように思います。そこで、「国際バカロレア機構」が提唱・提供している教育カリキュラムと試験形態から、文科カリキュラムを教える先生方の授業構築を支えるヒントを得られたらと思っています。今回はその一例を紹介出来たらと思います。「国語」という教科の「ちょっと素敵な未来」を一緒に考えてみませんか。