一般社団法人ifLinkオープンコミュニティは150以上の企業や学校が所属しており、商品化や地域課題の解決などに向けた、様々な共創活動を進めています。そんなコミュニティから生まれたDX・共創手法「ifLinkオオギリ」を体験いただきます。小学生から社会人まで、これまで200以上の教育・ビジネス現場で実践されており、誰でも簡単に課題発見・アイデア考案・実現手段の具体化ができるワークショップです。
実施日時
2025年9月15日(日) 12:30 ー 13:30
プログラム紹介
本プログラムは、DXや共創手法に不慣れな子どもたちも飽きずに楽しく参加できるよう、カードを使ったゲーム感覚のワークショップ形式で進行します。グループごとに、さまざまな場面やユーザーが書かれたカードを使ってお題を設定し、そのユーザーの立場になって「困りごと」や「嬉しいこと」を考えます。そして、その困りごとの解決策や嬉しさを実現するアイデアを、「IF(もし~したら)」と「THEN(~する)」の形式で考えます。アイデアは、グループで意見交換しながら付箋を使って出し合います。また、実際に世の中に存在するモノやサービスが書かれた「IF-THENカード」を使うことで、デジタル技術に触れながら、実現可能性の高いアイデアを生み出すことができます。このようなアイデア創出の過程や他者との対話を通して、デジタルへの興味・関心や、共創の面白さ・重要性を学ぶことができます。本プログラムは探究学習やPBLとの親和性も高く、生徒の創造性や主体性を引き出すツールとしても注目されています。当日はワークショップ体験に加え、小学校や大学等の教育現場での活用事例もご紹介します。
登壇者
丸森宏樹 様(一般社団法人ifLinkオープンコミュニティ コミュニティマネージャー)
林田章裕 様(株式会社東芝 スマートマニュファクチャリング事業部 計装技術部 計装クラウドサービス
技術担当 スペシャリスト)
荒谷舞 様(横浜国立大学教育学部附属鎌倉小学校 教諭)
山田哲 様(国立大学法人 香川大学 創造工学部 教授)
武藤幸一 様(学校法人岩崎学園 情報科学専門学校 技監)
参加者へのメッセージ
沢山の企業や学校が実践しているDX・共創の手法を、ぜひこの機会にご体験いただければ幸いです。ifLinkオオギリをきっかけに、自ら考え行動する人材が次々と育まれています。このイベントでの出会いが、教育の現場やその支援に携わる皆さまにとって、新たな気づきや実践への一歩となり、共にDX・共創の輪を広げていけることを願っています。