限られた教科会の時間内で十分な議論ができない…そんな課題を抱えている先生方、多いのではないでしょうか。本プログラムでは、公立高校教諭かつGoogle認定イノベーターである私が実践している、Google Chatを活用した「未来の教科会」の実現方法をご紹介します。
実施日時
2024年9月15日(日) 12:50 – 13:50
プログラム紹介
現在、学校現場では教員の多忙さや時間的な制約などにより、教員同士のコミュニケーションに課題を抱えています。例えば、本校は教科会が2週間に50分しかないため、同じ教科の教員同士で議論する時間が少ないです。そこで、ほとんど行われていない教員間の非同期コミュニケーションの充実に着目し、Google Chatによって短時間でも質の高い議論ができる教科会を実現しようと、試行錯誤を始めました。Google Chatは学校現場では一般的ではないツールであり、導入当初は多くの課題に直面しました。そこで、Google Chat導入の経緯、導入してからの失敗と軌道修正、活用場面と働き方の変化、今後の展望を共有します。さらに関連トピックとして、デジタル採点システムを使ったテストの振り返り方法、Google共有ドライブの活用方法、評価規準とチェックリストを加えた新しいシラバス等、私が本校で実践している新しい教育方法についても紹介します。
登壇者
- 宮城島雅史 様(静岡県立藤枝東高等学校教諭、Google認定イノベーター)
参加者へのメッセージ
Google Workspaceを用いていますが、MicrosoftやAppleなど他のツールでも実践可能です。教員同士のコミュニケーションに悩む方、新時代の教育方法を探る方へのブレイクスルーとなることを目指します。