予測困難な時代に正解なんてありません。それなのに、わからないことに直面すると、正解を求めて苦しんでしまいます。
いっぽう、知的障害のある人たちのいる場は、わからないことだらけ!
なぜ跳んでいるのか?なぜ声を上げているのか?いくら考えても正解はありません。
それでもスタッフたちは、わからなさそのものを楽しみながら、考え続けています。
そんな豊かな学びの場が生んだ、数々の学習プログラムを紹介します。
実施日時
2023年8月20日(日) 14:20 – 15:20
プログラム紹介
認定NPO法人クリエイティブサポートレッツが運営する「たけし文化センター」には毎日「いろいろな人」が通ってきます。
壁を一心に見つめたり、さわったりしている人。 石をタッパーに入れて音を鳴らしている人。 ほしいもので頭がいっぱいの人。 街の音に耳をそばだてている人。 言葉で表現しない人も少なくありません。
一般的には「知的障害」があるといわれる彼らは、ふつうは支援の対象とされています。 しかし、実は彼らは多くの学びを私たちに与えてくれる先生なのです。 彼らと過ごす場は、多くの「問い」に満ちています。 彼らには「これが普通だ」「これが正しい」という「正解」は通用しません。 その代わり、数々の「わからないこと」に向き合うことで、多くの学びをもたらしてくれます。
予測困難なこれからの社会を生きる子どもたちに、自信をもって自分の船を漕ぎだしていってほしい。そんな先生方の思いに応える、さまざまなプログラムをご紹介します。
<プログラム例>
GOGO!たけぶん探検隊!
自分だけのあゆみ(成績表)をつくってみよう
登壇者
- 夏目 はるな 様(認定NPO法人クリエイティブサポートレッツ 学習プログラム担当)
- 竹内 聡 様(認定NPO法人クリエイティブサポートレッツ 学習プログラム担当)
参加者へのメッセージ
福祉施設が単なるバリアフリー教育の場だと思ったら大間違い。
こんなキーワードにピンと来たらぜひお越しください!
多様性/寛容/自尊心/未知の状況/アート/個人の尊厳/インクルーシブ教育/相互理解/コミュニティスクール/探求的な学び