中学校英語科におけるAI活用

これまでの教育現場における生成AIの活用は、どちらかというと校務改善など、教員による活用が大きかったように思います。ですが、文部科学省から「初等中等教育段階における生成AI利活用に関するガイドライン」が発出され、生徒による生成AIの活用を意識することが大切になってきました。本プログラムでは、通常の公立中学校での生成AI導入に至るまでの経緯や、英語科での活用事例について知ることができます。

実施日時

2025年9月15日(月・祝) 14:30 ー 15:30

プログラム紹介

 中学校の教育現場において、生成AIをどのように生徒に活用させていけばよいのか、戸惑いや不安を感じている先生方も多いのではないでしょうか。特に、これまでにAIツールを授業で使った経験がない場合、何から始めればよいのか分からず、導入に踏み切れないという声もよく耳にします。本プログラムでは無理なく生成AIを活用していけるよう、具体的な方法や手順を紹介していきます。
 本プログラムの内容は、すでに公立中学校で生成AIを導入し、実践してきた経験に基づいています。そのため、理論だけでなく現場のリアルな状況を踏まえた実用的な内容となっています。
 さらに4技能5領域を扱う英語科の授業において、生成AIを効果的に取り入れる具体的な方法についても深掘りしていきます。授業でどのように生成AIを使えば、生徒の学びがより深まるのか、実践的な視点から考察します。各活用事例の中では、実際に授業で使われたプロンプトの例や、それに対して生成された出力文も具体的に紹介していくので、それぞれの教室の実情に合わせてすぐに応用することが可能です。

登壇者

山本 康太 先生(練馬区立大泉中学校主任教諭)

参加者へのメッセージ

学び合いながら、一歩ずつ着実に、生成AIを活用した新しい授業づくりを進めていきましょう。