【招聘プログラム】これからの社会科はどうあるべきか

主体的・対話的で深い学び、見方・考え方など学習指導要領に示された授業改善の視点に加えて、個別最適な学び、学習の自己調整、一人一台端末の効果的活用など、これからの教育の方向が語られる中にあって、教科社会科の授業はどうあるべきなのでしょうか。総論から教科等の授業づくりの各論へと落とし込まないと、学校の教育現場の教師たちは何をどこから始めたらよいのか悩むことになります。澤井陽介先生と中田正弘先生をお招きし、考えられる具体策について、試行錯誤しながら社会科をベースに語り合っていただくプログラムです。

実施日時

2023年8月20日(日) 10:30 – 11:40

出演者

澤井陽介 先生(大妻女子大学家政学部教授)

中田正弘 先生(白百合女子大学人間総合学部初等教育学科教授)

出演者プロフィール

・澤井陽介 先生(大妻女子大学家政学部教授)
社会人のスタートは民間企業。
昭和59年から東京都の大田区、新宿区、世田谷区で小学校教諭、平成12年から都立多摩教育研究所、八王子市教育委員会指導主事、町田市教育委員会統括指導主事、同教育政策担当副参事、平成21年から文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官、平成28年から文部科学省初等中等教育局視学官、平成30年から国士舘大学体育学部こどもスポーツ教育学科教授、令和4年から現職。

主な著書
単著「小学校社会科 授業を変える5つのフォーカス」図書文化社(2013.7)、「澤井陽介の社会科授業デザイン」東洋館出版社(2015.3)、「学級経営は問いが9割」東洋館出版(2016.3)、「授業の見方」東洋館出版(2017.6)、「小学校新学習指導要領 社会の授業づくり」明治図書(2018.4)、「教師の学び方」東洋館出版社(2019.3)、「授業づくりの設計図」東洋館出版社(2020.7)、「できる評価・続けられる評価」東洋館出版社(2022.9)、「本当に知りたい社会科授業づくりのこつ」明治図書(2022.11) 

・中田正弘 先生(白百合女子大学人間総合学部初等教育学科教授)
東京都教育庁総務部副参事(教育政策担当)より、2008年に帝京大学准教授、同大学院教職研究科教授を経て、2020年より白百合女子大学教授。博士(教育学)。専門は教育課程論、社会科教育、教師教育等。2009年より、オランダやフィンランド、カナダ等で、教員研修、カリキュラムマネジメント、教育方法等についてフィールドワークを行っている。2017(平成29)年版学習指導要領(小学校社会)作成の協力者。『リフレクション入門 』(共著、学文社、2019.1)、『ポジティブ&リフレクティブな子どもを育てる学級づくり』 (共著、学事出版、2020.6)、『ポジティブ&リフレクティブな子どもを育てる授業づくり』 (共著、学事出版、2020.10)、『実践 小学校社会科指導法』(共著、学文社、2021.2)、『データからデザインする教師の組織的な学び』 (共著、学事出版、2022.1) などの著書がある。