【ブース】「ミュージアム資料を読み解く探究学習」

探究学習をデザインする上で、学びの場を学校に留めず、どのような場所でどのような体験を提供することがよいのか、日々模索されているのではないでしょうか?

今回は、学校とミュージアムが博学連携することで実現したプログラムについて、体験中の子どもたちの様子を収めた動画とともに、ミュージアムを探究学習の場として活用する方策や、プログラム設計の指針、実施方法について具体的にご紹介いたします。

ブース場所

2階

ブース概要

文化学園大学杉並中学・高等学校と株式会社トータルメディア開発研究所では、学校とミュージアムが共創し、体験を中心とした教育プログラムづくりに挑戦しています。

この夏、次年度以降の本格実施に向けたプログラム試行を開始しました。初プログラムは、印刷物や印刷技術の歴史について紹介されている印刷博物館をフィールドに、印刷資料について多様な視点で捉え、創造性をもって相手に資料の魅力を伝えることを目的に設計しました。設計していく上で、プログラム実施の目的を教員だけで考えるのではなく、ミュージアムやコーディネートする企業とともに組み立てることで、学校だけでは実現し得なかった体験や思考を育む場を創り出せることを実感しています。

ミュージアムを活用したプログラムを組み立てる際、連携方法や、子どもたちの好奇心を刺激し能動的な学びを創出するための組み立て方などについて、悩まれる教職員の方も多いと思います。学校とミュージアムが連携する取り組みが、広く学校教育に普及していくことを目指し、教育プログラム設計・実施までの過程について、ご紹介いたします。

実施者

国立科学博物館・トータルメディア開発研究所
文化学園大学杉並中学・高等学校 共同研究チーム

参加者へのメッセージ

ミュージアムは、学習環境の豊かさ、科学的リテラシー・問題解決能力・社会情動的スキルの醸成、長期的な学びへのつながりなど、幅広い学びの価値を提供してくれます。

ミュージアムとの連携方法や活用方法について、実践例を踏まえて意見交換させてもらえたらと思います。