学習する学校を描く

テーマ:多様な目標や価値観が創り出される“発散型”の学校教育を創る

 「ベルトコンベア型の教育」という言葉があります。工場のベルトコンベアのような同じ規格のものを創り出す教育を示唆しています。このような一元的な目標や価値観に向かう「収束型教育」から脱し、目標や価値観を多元的に生成する「発散型教育」への移行が求められています。そのような教育ができる学校とはどのような学校・学校組織でしょうか?
 この問いに対して、ピーター・センゲ氏の提唱する「学習する組織」という観点で「学習する学校―先生も生徒も進化し続ける学校をどのようにつくるのか―」について、ピーター・センゲ氏と共に活動していた唯一の日本人である福谷彰鴻さん、学校において実践をしている田中理紗先生、そして人生(経験)から学び、人間として成長する「学習学」を提唱する本間正人先生と描きます。

参加方法:未来の先生フォーラムMEMBERS会員の方は全てのプログラムに無料でご参加いただけます。
当日こちらのページでZOOMのURLを掲載します。
詳しい参加方法はこちら

一般の方へのイベントのご案内詳細とお申込みはこちら[Peatix]

https://peatix.com/event/3116042/view

開催日時・参加URL & 参加パスコード

● 令和4年1月22日(土)13:30-16:50

参加URL & 参加パスコードの確認にはログインが必要です

タイムライン

13:30-13:50  
”学ぶ学校組織づくりの意義と実践―本イベントの狙い―” 
宮田純也
13:50-14:10 
基調講演:“学び合い、変化し続ける学校づくり” 
福谷彰鴻さん
14:20-15:00  
学習する学校の実践 
田中理紗先生
15:10-16:10  
記念トーク”学ぶ学校組織づくりの意義と実践”
本間先生×福谷さん×田中先生×宮田純也

16:20-16:50 
参加者振り返り会

※2022年2月26日のvoicy”未来の先生radio”にて振り返りトークを行います。
日時:令和4年2月26日(土)20:00~21:00
テーマ:探究学習と学習する学校
ゲスト:福谷 彰鴻様(システム思考教育家)
    田中 理紗先生(かえつ有明中・高等学校教諭)
未来の先生radioチャンネルURL:https://voicy.jp/channel/2316
生放送URL:https://mirai-sensei.org/radio220226/にて後日公開
※参加無料・アーカイブ配信あり。
※参加に当たっては、Voicyアプリをダウンロードいただく必要があります。
※ご利用にあたってのご質問等はVoicy提供会社にお尋ねいただくか、以下のURLをご覧ください。Voicy使い方はこちら→https://bit.ly/2YuJPD

登壇者

本間 正人先生

京都芸術大学教授ほか

「教育学」を超える「学習学」の提唱者であり、「楽しくて、即、役に立つ」参加型研修の講師としてアクティブ・ラーニングを25年以上実践し、「研修講師塾」を主宰する。京都芸術大学教授、NPO学習学協会代表理事、松下政経塾主幹、NPOハロードリーム実行委員会理事。東京大学文学部社会学科卒業、ミネソタ大学大学院修了(成人教育学 Ph.D.)。NHK教育TVビジネス英語講師などを歴任。コーチングやほめ言葉、英語学習法などの著書79冊。近著に「やさしい英語でSDGs」

福谷 彰鴻様

システム思考教育家

米国MBA取得後、欧州系ヘルスケア企業マーケティング部門等を経て、ボストンのSoL(組織学習協会)にてMIT上級講師ピーター・センゲの各種ワークショップの運営をサポート。10年にわたってセンゲに直接師事し、継続的なメンタリングを受けながら、⽇本の教育分野における「学習する組織」および「システム思考」のツールや考え方の導⼊に従事。国公立大学、首都圏私立高校などで講義やワークショップを実施するほか、教職員向け講座を多数開催し、各種ツールを学校で実践するコミュニティづくりを推進している。
現在、クマヒラセキュリティ財団システム思考教育アドバイザー、長野県立大学非常勤講師、SoLジャパン世話人、Loohcs高等学院特別講師などを務める。Hult International Business School MBA。ロンドン・シティ大学経営学修士。大阪大学人間科学部卒。神奈川県鎌倉市在住。

田中 理紗先生

私立かえつ有明中・高等学校

1986年東京生まれ。9年の海外経験を持つ帰国生。私立かえつ有明中・高等学校教員。日本一帰国生に温かい学校づくりを目指し、現在4人に1人が帰国生という学校に。同校オリジナル科目サイエンス科、プロジェクト科において、生徒のワクワク感を大切にしながら、思考力・表現力育成のためのスキルやマインドを育成するための授業を目指す。2018年には東京学芸大学教職大学院教育実践創成専攻で新学習指導要領と国際バカロレアのTOKの趣旨を踏まえた授業づくりに関する研究に取り組んだ。2019年にマサチューセッツ工科大学で開催された” Introduction to the Compassionate Systems Framework in Schools”のワークショップに参加。今年度は中学2年生対象にシステム思考のツールを用いながら気候変動を考える授業を展開。「社会課題解決 総合学習ノート」ネリーズ出版(2018)、執筆協力。「ピア・フィードバック」新評論(2021)、共同翻訳。